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イベントレポート

ひらめき☆ときめきサイエンス 「サケが海へ旅立つまでのお話〜見て・触って・考えるサケの学習館〜」を開催しました。

平成21年11月21・28日(土)

 はじめにサクラマスの剥製を提示しながら、サケの外部形態とライフサイクルの特徴をクイズで出題し、サケが川から海へ回遊することを説明しました。そこからどうして海へ下る(回遊する)のかという疑問を投げかけ、河川生活期(産卵〜パー)のサケの観察を通してその理由を考えていきました。

●産卵
偏光レンズのメガネをかけて河川の上流につくられる産卵床を再現した水槽の観察を行いました。またCCDカメラを用いて産卵床の内部の様子を観察し、卵にとって上流の産卵床は安全であることを学習しました。

●仔魚
次に実体顕微鏡を用いて、サケの生きた発眼卵と仔魚(グリセリン標本)を提示し、外部形態の比較観察を行いました。ここでは、卵の中で心臓が動いている様子や目や血管などがすでに形成されている様子を観察しました。また、子どもに卵黄の模型を持たせることで、仔魚の動きにくさを体感してもらい、仔魚が移動せずに卵黄を吸収しながら産卵床の中に留まることを学習しました。

●パー
卵黄を吸収した仔魚はパーへと成長し、産卵床から出て自分でエサをとり始めます。成長したパーがエサとする川虫について、形態の特徴から川のどんなところにいるかを予想し、予想した居場所は川の断面を再現したチューブ型の水槽で、実際の川虫の様子を観察して確認しました。次に、パーがエサを食べる様子を観察し、川の中でパーがエサをめぐって争うことを確認しました。最後に上流の環境が適さなくなったパーは、別の場所へ小さな移動をすることを学習しました。

●回遊を操るホルモン
これまでに理解したサケの小さな移動から川から海へと回遊するに至るには性ホルモンが大きく関わってきます。講演では、ホルモンの概念が充分ではない小学生でも理解しやすいよう、性ホルモンの大きさや働く仕組みを模型やホルモン発現前後の行動の変化を動画で提示して説明しました。

endend2(21日/28日記念撮影。)

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